リハ職の失敗しない転職方法・施設見学の注意点3選とポイント5選

転職

前の記事で、面接前に施設見学をするべきというお話をしました。では、施設見学で何を見て、どういう情報を収集すればよいのでしょうか、この記事では、施設見学の見るべきポイントと注意点についてお話していきます。

施設見学で見るべきポイントと注意点

まずは、注意点からお話していきます。

1.面接日とは別日で施設見学にいくべき

施設見学は、出来るだけ面接と別日に行くようにして下さい。面接とセットで同日に行うパターンもありますが、あまりオススメしません。同日に行く方が効率が良いんじゃないかと思われる方もいると思います。確かに時間的な効率でみれば、同日に行った方が効率が良いでしょう。しかし、同日に施設見学に行くことはデメリットの方が大きいと思います。

何故、同日の施設見学をオススメしないかというと、見学できる時間が短い、見るべきポイントをゆっくり見られない、見学した結果を考える時間がない、そもそも面接の事で頭がいっぱいになり、見学した内容が頭に入ってこない、などデメリットが多く、情報収集をするという目的を果たせない可能性が高いのです。

転職失敗を避けたいのであれば、時間効率を考えるよりも別日で日程を組んだ方が、結果的に実りのある施設見学にする事が出来ると思います。

2.身だしなみやマナーに気をつける

施設見学は、面接ではありませんので、あまり硬くなる必要はありませんが、適切な身だしなみで常識的なマナーには気をつけて行くようにしましょう。

身だしなみに気をつける

時間を守る

しっかり挨拶をする

上記3点をしっかり頭に入れて施設見学に行くようにして下さいね。

まず、身だしなみですが、清潔感のある印象を与えるように気を配りましょう。第一印象はとても重要です。第一印象が悪くなると、そこから挽回するのは大変です。面接を受ける前にマイナスな印象を与えないように注意しなければいけません。例えば、髭は剃る、寝癖を直す、長い髪はヘアゴムなどでまとめる、メイクは派手にしない、など。特に私達のように医療や介護現場で働く職員には清潔感が求められますので、施設見学の時から注意する必要があります。服装はスーツが無難です。

次に、時間を守るですが、これは言うまでもない事かと思います。約束の時間に遅れないように自宅からの経路をしっかり確認し、余裕を持って家を出るようにして下さい。ここで1点気をつけて頂きたい事があります。それは早く着きすぎない事です。余裕を持って家を出たら早く着きすぎてしまった、採用する側からすると、これ、かなり迷惑です。企業も暇ではないので、あまり早く来られても対応出来ないのです。では、どれくらい前に着くのが良いのかというと、5~10分前程度が良いと思います。早く着きすぎてしまった場合は、近くの公園やカフェなどで少し時間を潰すようにしましょう。逆に万が一、時間に遅れてしまう場合は、必ず企業に連絡しましょう。

次に、しっかり挨拶をするですが、これも第一印象を良くするためにやっておきましょう。案内してくれた方にはもちろん、すれ違った職員さんや利用者様にも挨拶をするようにしましょう。

3.聞きたいこと、見たいポイントは事前に考えておく

施設見学に行く目的は、情報収集です。ただ、見学に行くだけでは、得られる物は少ないです。どんな情報を収集するべきか、事前に考えて施設見学に臨みましょう。どんなポイントを見るべきかについては、下記にも記載していますので、ぜひお読み下さい。

では、施設見学で見るべきポイントはどこかについて下記5つのポイントについてお話していきます。

1.リハ室の環境

まずはリハ室の環境についてですが、リハ室全体を見渡していきましょう。リハ室の広さや、器具の種類・道具はどんな物が置いてあるのかなど。今の職場と同じ道具があるとは限りませんからね。そこにあるものを使って、もしくは道具を使わずにリハを行っていく必要がありますので、どんな物があるか把握しておくと、皆さん自身が働いているイメージを掴みやすくなると思います。私はリハ室のない職場で働いていたこともあります。そういう環境もありますので、環境に合わせてリハを組み立てていく必要があるのです。

2.リハスタッフの雰囲気、リハスタッフの間のコミュニケーション

人間関係大事ですよね。これが理由で転職を考えている方も多いと思います。特に、リハスタッフの雰囲気は大事なポイントですね。元気があって明るそうのか、落ち着いた雰囲気なのか、話し方が優しいそうとか、見学をして感じられる事があると思います。可能ならば、リハスタッフとお話する時間を設けてもらえるように事前に交渉しておきましょう。より深い情報が手に入りますので、施設見学の際は現場で働いているリハスタッフとお話させてもらう事をオススメします。またリハスタッフ間の関係性も見ておきたいポイントですね。リハスタッフ同士で仲が悪かったり、他の職員を威圧するような職員も中にはいます。私も経験しましたが、そういう職場はメチャクチャ居心地悪いです。出来るだけ穏やかな環境で働きたいですよね。リハ室を見学させてもらっている間、リハスタッフ間のコミュニケーションや接し方なども見ておけると、リハスタッフ同士の関係性も垣間見えるかもしれません。

3.他部署のスタッフの雰囲気

リハ職は他職種とチームで仕事をしますので、他部署のスタッフとの関わりも当然出てきます。そこで円滑にコミュニケーションを取れないと仕事しづらいですよね。表情はどうか、言葉使いはどうか、利用者様や他職員への接し方はどうか、などを見ておけると良いですね。

4.スタッフルーム(書類業務などを行うスペース)

スタッフルームは、カルテや計画書など書類業務を行うスペースですね。リハで固有のスペースがあるのかどうか、病院ではちゃんと確保されている事が多いですが、特養などの福祉施設で、そもそもこういうスペースが無い場合があります。私も経験したことがありますが、私は看護ステーションの一部をお借りして書類業務を行っていた事があります。スペースが確保されていれば良いですが、無い場合はこの施設見学の際に聞いておいた方が良いです。施設の事務所が書類業務のスペースだった、という事もあります。電話対応や来客対応などがあると落ち着かないですよね。出来ればリハ固有のスペースを確保したいところです。

5.休憩室

最後に休憩室についてです。あまり重要そうに思えないかもしれませんが、ここ、以外と大事なポイントです。ここをないがしろに考えていると、ストレスが溜って仕方がなくなってしまうで、しっかり確認するようにして下さい。ここもスタッフルームと同様にリハで固有のスペースがあるかどうかが重要です。私も経験しましたが、休憩室が他職種と一緒の場所であったり、とても狭い空間であったり、居心地が良くない休憩場所って、結構ありました。休憩時間にリフレッシュする事はとても大事で、ここがストレスの溜る場所であったら、気が休まる時がありません。休憩の時ぐらいは1人でのんび出来るスペースが欲しいですよね。

まとめです。この記事では、リハ職の失敗しない転職方法・施設見学の見るべきポイントと注意点についてお話してきました。

施設見学する際の注意点は

  1. 面接日とは別日で施設見学にいくべき
  2. 身だしなみやマナーに気をつける
  3. 聞きたいこと、見たいポイントは事前に考えておく

施設見学で見るべきポイントはどこか

  1. リハ室の環境
  2. リハスタッフの雰囲気、リハスタッフの間のコミュニケーション
  3. 他部署のスタッフの雰囲気
  4. スタッフルーム(書類業務などを行うスペース)
  5. 休憩室

上記のポイントと注意点をしっかり把握し、より実りのある施設見学をしていきましょう!

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