転職活動を始めて、避けて通れないのが履歴書の作成です。気が重いですよね、分かります。しかし履歴書は企業に自分を売り込むための道具です。しっかり作り込んでいきましょう。
内容ももちろん重要ですが、書き方にも注意して下さい。誤字脱字がないか、丁寧な字で書かれているか、読みやすい文章か、不備がないか、など。社会人としてのマナーや、人となり人となりもみられている事を意識して丁寧に作っていきましょう。
履歴書は応募先から指定が無い場合は、基本的には手書きでもPCでも大丈夫です。心配な方は念のために応募先に確認しておくと良いでしょう。個人的には書き損じがないPCでの入力をオススメします。
さて、今回の記事では、履歴書の書き方について、具体的に例を挙げて、ご紹介していきますので、ぜひ最後までお読み下さい。
履歴書の書き方について以下の8点について1つずつ解説していきます。
では、早速みていきましょう。
1.基本情報
まず、履歴書の日付の書き方ですが、履歴書を提出する日にしましょう。郵送で送る場合は投函日を記載します。西暦・和暦どちらでもかまいませんが、ばらばらだと読み手としては、かなり読みにくくなりますので、履歴書全体で統一するようにしましょう。
名前は特に困ることはないと思いますので、そのまま書いて下さい。生年月日は、上記で話した通り西暦か和暦か、どちらか統一した方で書いて下さい。住所については省略せずに記載し、番地・マンション名、何号室まで記載しましょう。
電話番号、e-mailアドレスですが、連絡が取りやすい番号、アドレスを記載しましょう。携帯電話の電話番号、アドレスで問題ないかと思います。
履歴書写真ですが、スーツ姿で3ヶ月以内に撮影した物にします。こだわりたい方はフォトスタジオで撮影するのもアリですが、私の経験上、スーパーやコンビニの横にある証明写真の撮影機で十分です。ただし取り直しが1回しか出来ないため、不安な方はフォトスタジオを利用しましょう。
履歴書の写真はめくれてしまう事もありますので、この写真が誰なのか分かるように、写真の裏面には必ず自分の名前を書くようにして下さい。
2.学歴・職歴
学歴についてはどこから書けば良いか、迷う方もいらっしゃいますよね。結論から言うと高校からで問題ありません。ここでも西暦・和暦、統一した方で書くようにして下さい。また学校名は正確に記載するようにします。
例えば、
20〇〇年 4月 〇〇県立〇〇高等学校〇〇科 入学
20〇〇年 3月 〇〇県立〇〇高等学校〇〇科 卒業
などです。
大学や専門学校も同じく、学校名は正確に記載します。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科専攻 と学部学科まで正確に記載します。
次に職歴についてです。
始めて転職される方は、職歴を書いたことは無いですよね。書き方が分からないという方もいると思います。でも難しい事はないので、一つ一つみていきましょう。
まずは、学歴と同様に、会社名を省略せずに書きます。
例えば
医療法人〇〇会 〇〇病院
社会福祉法人〇〇会 特別養護老人ホーム〇〇
などです。
そして、職歴をすべて書いたら、次の行に、現在に至る、と記載します。そしてその次の行の右端に、以上、と記載し職歴の欄は終了です。
3.免許・資格
免許・資格は取得した順に書いていきましょう。ここも正式名称で書いていきます。また、現在取得に向けて勉強中の免許・資格についても記載します。
例えば
20〇〇年 7月 第一種自動車普通免許取得
20〇〇年 3月 作業療法士免許取得
現在、ケアマネージャー取得に向けて勉強中
など。
4.志望動機・自己PR
志望動機は具体的に書くようにしましょう。何故、他社ではなく、うちなのかという事を企業も気になる点だと思います。どうしてその企業なのか、というところを意識して書いていきましょう。
自己PRについては、自分のスキルや今まで経験してきた事、どんな点で企業の力になれるかを具体的、かつ、簡潔にまとめていきます。
とはいえ、なかなか上手く書ける物でもないですよね。志望動機・自己PRの具体的な書き方については別記事にまとめますので良ければご参照下さい。
5.趣味・特技
ここは、素直に自分の趣味を書いていいと思います。
スポーツ、スポーツ観戦、読書、旅行、映画鑑賞など、自分の好きなことを書いて下さい。もしかしたら面接官も同じ趣味があって、場が和むきっかけになるかもしれません。とはいえ面接官の趣味なんて事前に分かりませんし、そこを合わせにいく必要はありません。
6.本人希望欄
特に書くことが無ければ、貴施設のの規定に従います、と書いておきましょう。とりあえず、この文言を書いておけば間違いはありません。というか私は、この文言以外書いたことがありません。気を付けて頂きたいのは、ここで、勤務条件や待遇については書かないようにしましょう。それは面接が進むうちに、交渉したり、すりあわせていく事なので、ここで書くことではないです。
7. 通勤時間・通勤方法
通勤時間は5分単位で記載します。通勤方法は自家用車なのか、公共交通機関を使うのか、徒歩なのか、通勤手段が分かるように記載します。公共交通期間を使う場合は、乗り継ぎを含めて全て記載します。
8.扶養家族・配偶者
扶養家族がいない場合は空欄にせず、0人と記載します。
まとめです。本記事では、履歴書の書き方についてお話してきました。
上記8つの項目についてお話してきました。履歴書は企業が皆さんの事を知る最初の資料です。ここで最初の印象が決まると思って、履歴書を作成していきましょう。