いよいよ面接まで進んできた皆さん、これからが本番って感じでしょうか、面接って何回経験していても緊張しますよね。なかなか慣れるものじゃないです。この記事では、面接時の注意点についてお話していきます。面接前にしっかり対策を考えて挑むようにしましょう。
面接時に注意するポイント
- 第一印象で好感度アップを狙う
- 面接中の言動に気をつける
- 面接の最後には必ず1つか2つ質問する
- その場で内定は要注意、一旦持ち帰って冷静に検討する
- 近い日程で複数企業の面接を受けるようにスケジューリングする
上記の5つのポイントについて順番に説明していきます。
1.第一印象で好感度アップを狙う
人の印象は、第一印象で9割決まると言われるほど、第一印象は大切なものです。とはいえ具体的に何をすれば第一印象は良くなるのでしょうか、まずは、しっかり挨拶が出来ることです。当たり前の事ですが、この当たり前の事を疎かにせず、しっかり行うだけでも第一印象は良くなります。必ず実践しましょう。面接室に入ってからが面接ではありません。企業の敷地に入った瞬間から、面接は始まっていると考えて下さい。すれ違う職員や利用者様には笑顔で挨拶するようにしましょう。もちろん面接官にも。愛想が良く、しっかり挨拶出来る人に悪いイメージを持つ人はいません。少しでも第一印象が良くなるように笑顔全開でいきましょう。
2.面接中の言動に気をつける
面接官は、短い時間で求職者である皆さんの事を見極めなければなりません。話す内容だけではなく、表情や姿勢など、いろんな視点から情報を得ようとします。見られている事を意識して面接に臨みましょう。具体的には、真剣な表情でしっかり目を見て受け答えをする、椅子には浅く座り背もたれに寄りかからない、貧乏ゆすりや体をゆらゆら動かさない、髪の毛や顔をいじらない、などですね。自分では気づかずにやってしまっている事もありますので、注意しましょう。
3.面接の最後には必ず1つか2つ質問する
面接の最後に面接官から、何か質問はありますか?と、ほぼ確実に聞かれます。ここで全く質問がないと興味がないと思われますし、多すぎても時間がかかり迷惑です。2つ程度が無難かと思います。多くても3つまでにしましょう。質問する内容は事前に考えておき、スムーズに質問出来るようにしておきましょう。
では、どんな質問をすれば良いのでしょうか?
それは、仕事の具体的な部分、皆さん自身がそこで働いている事をイメージした内容にすると良いと思います。
例えば、
在宅復帰へのアプローチに力を入れたいと考えておりますが、御社の在宅復帰率や、どのくらいの頻度で家屋評価などを行っているのか、差し支えなければ、分かる範囲内でけっこうですので、お聞き出来るとうれしいです。
などですね。この時に気をつけてもらいたい事があります。企業のホームページに乗っているような内容を聞いたり、面接中に聞いた内容の話を再度聞く事(詳しく聞きたいなどはOK)は控えたほうが良いです。企業分析が出来ていない、話を聞いていないと捉えられてしまう可能性があります。
4.その場で内定は要注意、一旦持ち帰って冷静に検討する
頻度は少ないですが、面接時にその場で内定を頂ける事があります。嬉しいですよね。つい嬉しくなって、二つ返事でよろしくお願い致します、って言っちゃいそうになります。
はい。私も言ってしまいました。そしてそのままその企業に入社しましたが、1年で退職する事になり、結果転職失敗に終わってしまったのです。私が転職失敗した詳細については別記事にて詳しくお話します。
皆さんは私と同じ失敗をしないようにして下さい。転職失敗しないためには、その場で内定を承諾するのではなく、一旦保留にさせてもらって下さい。
面接時は緊張もしていますし、冷静な判断をする事が難しい状態にあります。そんな状態で正しい判断が出来るでしょうか、せっかく内定をもらえたし、ここで決めてしまおうと思う気持ちも分かりますが、一度踏みとどまって下さい。家に帰って冷静になってから、本当にこの企業で良いのかをじっくり考える時間を設けて下さい。
他の候補企業と比較検討もするべきなので、やはり、一旦持ち帰って、じっくり考える方が、より転職成功に近い判断が出来るのではないでしょうか。この時の注意点として、内定を保留させてもらう理由を具体的に企業に話しておきましょう。あくまで内定を了承したい気持ちがあることをしっかり伝えておく必要があります。
例えば
ありがとうございます。すぐにでもお返事したいのですが、最終的には家族と相談して決めたいので、1週間考えさせてもらえないでしょうか?
など、具体的に保留したい旨を伝えておけば了承してもらえる可能性が高いです。
5.近い日程で複数企業の面接を受けるようにスケジューリングする
出来る限り近い日程で、複数企業の面接を受けるようにしましょう。内定後、返事をするまでの期間が短い場合があります。
例えば、例えば第2候補の企業の内定をもらえたとしましょう。1週間後までに内定の返事をしなければなりません。しかし、第1候補の企業の面接は2週間後です、となってしまっては困ってしまいますよね。
ですので、出来る限り近い日程で、複数企業の面接を受けるようにしましょう。日程のスケジューリングを自分で行う事が難しい場合は、転職エージェントにお任せしましょう。希望日程をいくつか提示しておけば、上手くスケジューリングしてもらえます。企業側の都合や移動距離も考えてスケジューリングする必要がありますので、自分で行おうとすると、けっこう大変です。
私は、転職エージェントを利用していましたので、スケジューリングのことはお任せしていました。転職活動は行うべき事が多いので、少しでもタスクを減らしておくことで、他の活動に集中できるので、転職エージェントの利用をお勧めしています。
私は1日に3件、面接に行った事があります。大変そうに思えますが、案外いけます。上手く乗り切るコツとしては、最初の面接に集中する事です。ここでつまずいてしまうと、後の面接にも影響してしまいます。逆に最初の面接で手応えを感じられれば自信に繋がります。心に余裕を持って次の面接に望めますので、とにかく最初の面接に集中しましょう。
まとめです。
この記事では、面接時の注意点についてお話してきました。
面接時に注意するポイント
- 第一印象で好感度アップを狙う
- 面接中の言動に気をつける
- 面接の最後には必ず1つか2つ質問する
- その場で内定は要注意、一旦持ち帰って冷静に検討する
- 近い日程で複数企業の面接を受けるようにスケジューリングする
上記のポイントをしっかり把握し、面接を乗り越えて行きましょう!